腱鞘炎｜総社市・上原・総社駅　総社たいよう鍼灸整骨院

腱鞘炎とは腱鞘（けんしょう）が炎症を起こし痛みが出る症状です。

そもそも腱鞘とは、筋肉が骨に付く付け根になる腱を包み込み腱の滑らかな動きを手助けしてくれる所ですが、手を酷使するなどの原因で腱鞘が厚く・硬くなり腱と腱鞘が擦れると腱が傷つき炎症を引き起こし、腫れや痛み、手首付近に熱を持つ症状の事です。

腱鞘炎は比較的誰にでも起こりやすく、男性より女性に多く発症しやすいのが特長です。

デスクワーク、家事、子育て、手首を使うスポーツなどで手首を酷使しすぎると腱鞘炎を引き起こしやすいです。

①パソコンやスマホの長時間の使用

パソコンやスマホを長時間操作すると指や手首に付いている腱が腱鞘と擦れ腱鞘炎症状が出現してしまいます。

また、手首の角度が傾いていればいるほど負担が強くなり発症しやすくなります。

②産後の子育て

子育てで、子供を抱っこをしたり、授乳をしたり、頭を支えたり、お風呂の際に耳をふさいだり、等の動作によって、手首に負担がかかり腱鞘炎を起こしやすいです。

また、産後1年位は腱の動きを滑らかにする作用をもつ「エストロゲン」と言う女性ホルモンの減少も腱鞘炎の発症の原因ともされています。

③家事などで手をよく使う方

料理、洗い物、洗濯物の干し畳み、掃除など手首や指をよく使う動作の多い作業では腱鞘炎を発症しやすいです。

また、更年期の方は女性ホルモンの減少により腱鞘炎の発症の原因にも関係があり、

排卵時、月経時などのタイミングでも関節の酷使に加え、女性ホルモンの乱れが腱鞘炎の発症の原因とも関係があります。

④スポーツでよく手首を使う

ボールを打つ、投げる、手を捻るなどの動作の多い種目だと腱鞘炎が発症しやすいです。

特にスポーツは、手首にかかる衝撃も強い為腱鞘炎になりやすいです。

総社たいよう鍼灸整骨院では、丁寧な問診と徒手検査で何が原因で腱鞘炎を発症したのかをしっかりと見極めていきます。

腱鞘炎で感じる症状には「前兆」と「初期症状」があります。

・前兆

手や指が動かしにくい

手などを動かすとすぐにダルさを感じる

手首などが痛まないまでも腫れや手首付近に熱っぽさがある

・初期症状

動作のしはじめに、瞬間的に痛みを感じるがすぐ消える

痛みの部分を自分で特定出来ない

手を動かすと不快感がある

この症状が進行すると、痛みの箇所が毎回ココだ！

と、分かるようになり、痛みが起こる頻度も増して来ます。

さらに進行すればする程、痛みで手を動かす動作が出来ない状態になってしまいます。

また、痛みを我慢すればする程、症状悪化、回復までに時間がかかって来ます。

総社たいよう鍼灸整骨院では今、どんな状態なのかを確認して適正に施術を行っていきます。

総社たいよう鍼灸整骨院では症状の段階に分けての施術をさせて頂いています。

・前兆症状の場合

まだ炎症症状が強く出ていない事が多く、腱の始まりである筋肉に対してのアプローチを行い筋肉弛緩、柔軟性アップを目的に行います。

筋肉の弛緩は手技療法、鍼灸、ハイボルテージ電気治療、ラジオ波治療を組み合わせて行います。

筋肉の柔軟性アップの為には運動療法、ストレッチ指導にて柔軟性アップを目指します。

また、総社たいよう鍼灸整骨院では、普段の生活の中での負担軽減の為にテーピングを巻くなども行い負担をいかに掛けないかを1人1人の生活リズムに合わせて行っていきます。

・初期症状の場合

炎症症状が出て来ている為、消炎処置をアイシング、ハイボルテージ電気療法（除痛プログラム)、冷湿布包帯固定等を行い第一に炎症症状を取り除いて行きます。

その後、筋肉の弛緩、柔軟性アップを目指して行きます。

総社たいよう鍼灸整骨院では、1人1人の状態に合わせた施術を提案させて頂きます。